民法についても……もうごめんなさいしちゃう。
「一般法令常識は全滅でも可。4割とれれば上出来。」という方針なのは一緒だし……。
で、自分の今までの生活を想定してだ、自分の立場ならどうなるか、相手の立場ならどうなるか、第3者だったらどうなるかを考えて、多数決になるような選択肢を選べば、民法が普通の人の間のありがちなトラブルを解消する目的のものである以上は、そう変なことにはならないと思うのだな。
ちなみにきちんと勉強したいという殊勝な方には、有斐閣新書の「民法入門」がお勧め。岩波書店の法律学への第1歩シリーズの民法でもいいし、我妻栄の民法案内の1巻と2巻(私法のみちしるべと民法のみちしるべ……どちらも一粒社)でもいいです。
そしてそれでもの足りなければ、有斐閣双書の民法シリーズか、我妻栄のいわゆるダットサン民法(本来の書名は民法I、民法II、民法III、いずれも一粒社)で十分でしょう。
でもね、憲法と同じく、あれだけ大量の条文のある法律だって、190点中の10点だってこと、忘れちゃだめだよ。