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2001年3月30日現在

(臨時)現在委員会で討議中の「管理人権限でCFSが選択できることの明文化」のためのNGMP改正案整理表

改正事項1
3.1
NGの管理手順は提案(Proposal)、公告(CFD)、合意方式(CFX == CFA、CFR、CFVのいずれか)選択、管理行為の実施の各段階を含んでいる。
<佐々木>
「合意方式(CFX == CFA、CFR、CFVのいずれか)選択、」とあるのを
「合意方式(CFX == CFA、CFR、CFV、CFSのいずれか)選択、」に改める。

改正事項2
3.1
[Proposal]  [CFD]                    2か月
  |----//---->|---CFD変更・CFX選択----->| 時間切れ/管理人委託
 提案        公告       | ^            v
(省略可)                | |            +--CFX選択-->|
                        |異議                      |
                        v |                        |
                    [CFA/CFR] 2週間                |
             |……………|---|---|………| (提出期間) |
                       異議待ち v                  |管理行為の
                        ~       +------------------>| 実行/却下
                        |                          |
                        v                          |
               1週間  [CFV]       3週間            |
             |   |………|---|---|---|…| (提出期間) |
         (最新公告)    投票         v              |
                                    |---|---------->|
                                    確認
                                                    3か月
             |……………………………………………………|---->
                                                  再CFD可

<佐々木>
状態遷移図中
「{CFV]」とあるのを
「[CFV/CFS]」に改める。

改正事項3
3.4の表題部
合意方式(CFX)の選択 (Call for Approval/Rejection/Vote)
<佐々木>
「合意方式(CFX)の選択 (Call for Approval/Rejection/Vote)」とあるのを
「合意方式(CFX)の選択 (Call for Approval/Rejection/Vote/Signature)」に改める。

改正事項4
3.4.1.3 CFXとしては次の選択肢がある。
a) 沈黙による承認(CFA: call for approval) : 異議が出なければ提案は承認される。
b) 沈黙による却下(CFR: call for rejection) : 異議が出なければ提案は却下される。
c) 投票による決定(CFV: call for vote) : 投票により承認/却下を決定する。
<佐々木>
3.4.1.3の末尾に次のとおり加える。
「d) 署名募集による決定(CFS: call for Signature) : 署名募集により承認/却下を決定する。」

改正事項5
3.4.1.7
CFA/CFRはCFDと同時に出すことができる。CFVはCFDが出されてから1週間は出すことができない。
<佐々木>
「CFVはCFDが出されてから1週間は出すことができない。」とあるのを
「CFV/CFSはCFDが出されてから1週間は出すことができない。」に改める。
<さいとう>
CFSは予告の話がありますので、
「CFA/CFRはCFDと同時に出すことができる。」を
「CFA/CFRの開始、およびCFSの予告はCFDと同時に行うことができる。」の方がわかりやすいでしょうか。
#CFSは予告から1週間後の開始ですので、「CFDが出されてから1週間は出すことができない」と実質同義ですけど。
<佐々木>
個人的にはCFVの1週間制限は「議論させよう」ってところにあるんで
CFSの予告ならおっけーーというのは若干抵抗あり。
というので各位の意見待ち。
<加藤>
NGMP を読んで理解した限りの CFS の性格を考えると,CFD からしばらくは予告も出せない,って方がいいような気がします.
<高屋敷>
ただ、CFDしなきゃ議論ができないと言うわけでもなく、
Proposalならいつでもいいわけですよね?
で、CFVは他の人が対案を出せる訳じゃないので、
ある程度制約があるのはしょうがないと思います。
その点、CFSは対案を準備することはできますからね。
<福島> これまで私は、CFD期間切れ間際のCFSに際して、
提案者が提示した署名募集期間の開始時点をもってCFS手続きの開始とするのではなく…
3.6.4 署名募集(CFS)の項の告知をもってCFSの手続きの開始とするとの解釈を繰り返し示してきました。
 この解釈に立てば、CFDと同時にCFS告知を行うことは、
CFDと同時にCFVを開始するのと同じことになってしまい、
容認できません。

改正事項6
3.4.1.8
CFDのクロスポスト先や内容に変更があった場合、その変更から1週間以内はCFVを出すことはできない。
CFV開始後にクロスポスト先を変更することはできない。
<佐々木>
「CFV開始後にクロスポスト先を変更することはできない。」とあるのを
「CFV/CFS開始後にクロスポスト先を変更することはできない。」に改める。
<さいとう>
3.4.1.9で「CFXの告知は最新のCFDと同一のNGにポストされるとともに」とありますので、
削除してしまうか、
こちらに持ってきて「CFX開始後にクロスポスト先を変更することはできない。」でよいのかも知れません。
<佐々木>
削除案もいいし
「CFX開始後にクロスポスト先を変更することはできない。」
もいいね。

改正事項7
3.4.1.解説2
クロスポスト先の制約は提案者に適用されるものであるが、第三者がCFVの告知記事や投票の呼びかけを他のグループに転載することを控えることが強く望まれる。投票は興味のあるユーザーグループを同定するのが目的であり、対象となるグループに興味のないユーザーが、投票にのみに参加するのは望ましくない。どうしても投票を告知したい場合は、CFVの告知記事そのものではなく、Message-IDを引用するなどして、告知がおこなわれているグループへユーザーを誘導することが望ましい。しかし、第三者の行為を理由にしてCFVを無効にすることはできない。
<佐々木>
3.4.1.解説2の末尾に次のとおり加える。
「CFSにおいては「CFV」を「CFS」に、「投票」を「署名募集」にそれぞれ読み替える。」

改正事項8
3.6.4.1
前項までの記述に関わらず、提案者はCFVに代わって賛同者の署名を集めることで提案の承認を得ることができる。この手続きをCFSと呼ぶ。
<佐々木>
「前項までの記述に関わらず、提案者はCFVに代わって」を削除する。
<さいとう>
一部CFSにもかかるはずの3.6.1.2や3.6.解説1の記述が死にかねませんので、
3.6.4.2に「一人一票」を加え、3.6.4にも同様の解説を追加でしょうか。
#暗にCFVのがかかるものは他にありませんよね。
(参考)
3.6.1.2 投票は参加者のE-Mailによる記名投票、一人一票、投票期間3週間、賛成/反対の二者択一とする。
条件付き投票は認めない。
3.6.解説1
From:に含まれるコメントをもって記名としてよい。
3.6.4.2
署名は参加者のE-Mailによりおこない、募集期間3週間とする。条件付き署名は認めない。
<佐々木>
3.6.4.2に「1人1票」を加えるなら
その表現は、複数案に署名できることをふまえて
「1人が1つの案に複数の署名を行うことはできない。」
にすべきでしょう。
3.6.解説1は今fj.news.policyで議論中なんでできればいじりたくないなあ。
3.6.4.23の追加
「署名募集に関しては3.6.4の各条項による他、投票に関する規定を準用する。」
で逃げるって手がありますよ。

改正事項9
3.6.4.16
指定された形式に従っていない投票は無効票とし、集計から除外する。ただし投票期間内であれば改めて指定された形式に従った投票を提出し直すことはできる。有効な投票の内容を変更することはできない。
<佐々木>
「投票」を「署名」に、「無効票」を「無効署名」にそれぞれ改める。

改正事項10
3.6.4.解説1
CFSは、通常のCFVにおいて提案者が自分のくみしない選択肢の票を管理しなければならず、そのため中立を(少なくとも社会的圧力として)求められることの不自由さを解消するための試みである。このため、CFSの規定は署名募集者の中立を求めず、また署名募集者(およびその賛同者)は自己の責任で募集を行うことを前提としている。
<佐々木>
3.6.4.解説1を削除する。
<さいとう>
「CFSの規定は署名募集者の中立を求めず…」の解説はあったほうが良いかもしれません。
#3.6.4.15がありますからない方がよいのかも。
(参考)
3.6.4.15
署名管理者は署名管理に関して公正を保たなければならないが、中立を保つことは要求されない。署名の案内、趣旨説明、中間集計の公開などによって署名を促す行為は随時行なってよい。
<佐々木>
3.6.4.解説1は
「CFSは提案者だけが選択できる」とする説の有力な根拠になるんで
絶対に削除しないとだめです。
3.6.4.15で意味は伝わるし……。

改正事項11
3.7.1
CFD期間は、次のいずれかの場合に満了する。
a) CFAまたはCFRが異議なく成立したとき。
b) CFVの結果が確定したとき。
c) CFXに関する合意が成立しないまま開始から2か月経過したとき。
<佐々木>
「b) CFVの結果が確定したとき。」を
「b) CFV/CFSの結果が確定したとき。」に改める。

改正事項12
3.7.5
合意が不成立のままCFD期間が満了した場合、管理人が管理行為(CFX)を選択する。このCFXに対する異議は認めない。CFXがCFA/CFRのときはそれが直ちに成立する。CFVの場合は管理人または管理人が指定した代理人が投票管理をおこない、その結果に従う。
<佐々木>
「CFVの場合は」とあるのを
「CFV/CFSの場合は」に
「投票管理」とあるのを
「投票・署名管理」に
それぞれ改める

改正事項13
3.8.1
管理人または代理人は、CFA/CFRの成立または投票結果に従い、newgroup/rmgroupコントロールメッセージを発行する。
<佐々木>
「投票結果に従い、」とあるのを
「投票・署名結果に従い、」に改める。

改正事項14
3.10.2.2
複数のCFDに属する複数のCFVを一括して告知し、投票管理することができる。その場合でも、告知の内容、集計方法、および結果の解釈は個別に投票管理した場合と同等でなければならない。
<佐々木>
「複数のCFV」を
「複数のCFV/CFS」に
「投票管理」を
「投票・署名管理」に
それぞれ改める。

改正事項15
3.6の表題部
投票(CFV)
<さいとう>
「3.6 投票(CFV)」とあるのを
「3.6 投票・署名による決定(CFV/CFS)」に改める。


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