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/etc/resolv.conf
ローカルのルーター(windowsで言うところのデフォルトゲートウェイ)のアドレスが192.168.1.1の場合
nameserver 192.168.1.1
これだけじゃ不安だというのであれば,googleのGoogle Public DNSを使うという禁断の技に出て(なぜ禁断かといえば,本来はプロバイダーのDNS指定するもんでしょ……ってあたりから。もっともプロバイダーも最近はwindowsでDHCPの自動取得推奨で,DNSの指定いらないでしょって立場で公開していないところが多いゆえ……。
nameserver 8.8.8.8
ちなみに,nameserverの指定が2つ以上あっても問題ない模様。
※
10.0以前では/etc/resolv.confについて確認する必要なし。
10.1ではインストール直後インターネットに接続できないという症状が起きるが,この場合,インストール中にDHCPで認識したルータのアドレスがなぜかコメントアウトされ,nameserver 127.0.0.1が生かされている状態だったため,これを修正する。
「なぜか」なんだけど,どうもBINDを使わなくなった関係で,unboundを使え,127.0.0.1を指定するとresolv.confを自動的に書き換えて,早く回答するようにするぜ,という話らしいんだけど,これって,rc.confの中に「local_unbound_enable="YES"」を入れなきゃならず,なんでresolv.confは自動的に書き換えてrc.confは書換えねえね!って話の模様。
なお,10.1においては,ntpによる起動時の自動的な時刻修正の際に指定されたサーバーは,やはり名前解決ができない模様なので,根本的な対策が何か必要な模様。10.2については特にエラーは出ていない模様。
仕方ないのでviを使う
nano(もしくはemacs)を使いたい→nano(もしくはemacs)をインストールしたい→ネットワークにつなぎたい→resolv.confを書き換えたい→エディタはviとかedとか……
というので最低限のコマンド
x 1文字削除(行頭の#はこれで消せるね)
i カーソルの現在位置から挿入すべく編集モードに移行(カーソルを127.0.0.1の行の先頭に動かしてからだ。そして#を挿入。)
:wq セーブして終了
:q セーブせずに終了(変になりすぎたらあきらめてやり直すためにセーブしないで終わらせる。)
esc コマンドモードに戻る
(2015.4.11.)
(2017.4.19.最終改訂)
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