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Kermitの歴史

 kermitは、Frank da Cruz、Christine M. Gianone両氏を中心に、1980年頃アメリカのコロンビア大学で開発されました。1981年にプロトコル及びDEC SYSTEM-20(ミニコン)用とCP/M(8bitマイコン用OS)用のプログラムが発表されています。その後多くの機種においてkermitが動くようになりました。例えばMS-DOS用のMS-Kermitは、Joe.R.Doupnik氏を中心とするアメリカのユタ州立大学のグループによって作られました。またUNIX用のC-Kermitも存在しています。

 日本においては、東京大学大型計算機センター石田晴久氏と日本電信電話公社の村上健一郎氏の活動が最初ではないかとみられます。

 ちなみにkermitの名の由来については、こんな話が伝わっています。
 日本でも有名なアメリカの児童向け教育番組「セサミストリート」に登場する「カーミット」というかえるの人形がおりますが……。
 名前を決めようとした時に、壁にカーミットの人形がかかっているのを見て、面白半分にkermitと名付けたらしいんですね。ただし著作権の問題を回避するため、当初は「ケルト語で自由という意味である」ということを調べてそういう説明をしていたんだけど、後に(番組or人形の)制作会社の承諾を得て、「セサミストリートに登場するカーミットからとった」と説明できるようになったそうです。

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