大人になってからはしばらく使ってなかったんだけど……。
先日使ってみたらなんとなく頭が動いているな……って感じがするんですよ。賢くなったというか(笑)。でもこどものころに使っていたそろばんって使いにくいんですよね……。やはり指を動かしていないという点が大きいんだけど、指自体太くなったからなあ……。
というので最初「問屋そろばん」というのをインターネット通販で購入。
……う〜ん快調だ。
でも「百拾万千百拾円 百拾万千百拾円」という桁表示が、普通の「3桁ごとに黒点」に慣れている私には使いにくい……。
そこで東京に寄った際に、浅草のそろばん店で「大八寸玉」と称する、玉が大きめのそろばんを購入。
これが大ピンポン!
というので最近はそろばんを使い倒しているのです。
……でも白状するけど、
掛ける数、割る数の桁数が多い掛け算割り算は電卓併用なのだ……。
ちょっと思うに、計算尺って計算尺が計算してくれているんだけど、そろばんってそろばん自体は計算してくれていないのだよ。計算しているのは自分の頭で、その道具として使っているだけ。頭の中で単純な1桁の足し算引き算をしてその結果を玉をはじくことでそろばんに反映させて、最終的には複雑な計算の答がそろばんにあらわれているという。
(初稿2002.6.5)