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液晶ディスプレイを前面ケースの裏から取り付ける
液晶がきちんと見える位置に取り付けるわけですが,
当然のようにそんな金具とかないのです。
そこで,木で枠を作り,その枠を接着剤で前面ケースの裏に接着し,
そこに液晶ディスプレイをはめこむことにしました。
素直なのは先に10mm角の角材で枠を作り,その枠を液晶がきちんと見えるように設定して,
そこに接着することなのですが……。
その枠が作れない。
実は10mm角の角材を使うと,今回の液晶では上の方がはめこみ部分にかかってしまい,
はめこんで元に戻すことができなくなるのです。
5mm角だと大丈夫なのですが,今度は強度が心配。
そこでどうしたらいいのか……。1年半悩みましたね。まじで。
で,結局どうしたかというと……
まず下端の部分を10mm角の角材でがっちり固定してしまい,
裏から見た時の右端もこれまた10mm角の角材で固定。
さらに上端を10mm×5mm角の角材で固定しました。
左端があいていますが意外にはずれない。
でも不安なので10mm角の角材で裏側からおしつけるような形で接着剤で固定。
ディスプレイに近い方の基盤(プラスチックのカバーでくるまれている)を液晶ディスプレイの裏に置いて
その上からかぶせるように,外部端子のある基盤を置いてねじ止めしました。
……きちんと設計せずに行き当たりばったりで作業したから(だって試作品だから),
実にきたない仕上がりその1。
最後にスイッチとか調整ボタンのある基盤を外におくべく,
その基盤と内部に配置された外部端子のある基盤を結ぶコードを
もとはFDDの出し入れをするためのスロットを通して接続します。
これでディスプレイ側は終了。
もっとも実際には接着剤の個所は24時間待って次の作業をするようにしていますんで,結構時間かかっています。
本体側と交互にやるのがたぶん早い。
今後の課題
もっとエレガントな方法があるはずなんだよなあ……。
液晶ディスプレイをどう置くかはやはり大きい課題だと思います。
その後読んだある本では,MacMiniの上にとある中国製のモニターを置くと位置がどんぴしゃで,
FDD用のスロットもモニター用のリモコン(の電磁波)を通す場所として最適だとあったので,
前面ケースにはなんの細工もせず,本体側に自作のシャシーを作って,そこに液晶ディスプレイを設置してから,
前面ケースを本体ケースにはめこむという手だと思います。
そのシャシーとして元々の金属シャシーを使うということもあり得るのかな……と。
あと、動かしてみたら意外な欠点が発見されました。
FMラジオの感度が悪くなり、雑音も多く入るのですが、
コンピューター側の電源を落としてもあまり変わらないのに、
液晶ディスプレイの電源を落とすとぴたっと止まります。
……アマチュア無線で言うところのradio-I(でも周波数的にはTVI)という電波障害が起きて
その発生源が液晶ディプレイのユニットだったとは……。
この対策も優先事項です。
……TVアンテナの配線がFMラジオの感度向上に役立つのはうっかり忘れていた。
函館ってTVの1ch〜3chって放送がないんでつい忘れてしまう。
ノイズフィルターが first choice だというので
ADSL用として売られているELECOMのフェライトクランプ2個を
液晶ディスプレイのACアダプターのAC-DC変換ユニットの前後の位置につけてみました。
完全に消滅した訳ではないのですが、他の要因かもと思われるくらいに軽減されました。
ノート機よりはまだ障害があるので、さらになんとかしたいとは思っていますが、
当面これで運用してみようと思います。
(2008.12.2.最終改訂)
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