HDDの交換も,裏のねじの全部外し→カバーを外しが必須になります。これは,内部に手を入れることなので,当然保証は切れます。
保証切れても自分でなんとかできる人以外は手を出してはいけません。
まずserial-ATAの2.5inchHDD厚さ9.5mmのものを用意します。
次に裏蓋のねじを全部はずし,ケースを外します。手前側の爪で止まっていますので,ちょっとひねり気味にすると外れると思います。壊さないように丁寧に外しましょう。
その次はキーボードを外します。本体を表に返します。キーボードは手前側に切れ込みが深くついていてがっちりおさえる一方,奥側は浅い切れ込みで本体の詰めをちょっと外すとキーボードが外れるという仕掛けです。キーボードと本体をよ〜く見ると3か所くらい爪が出ていますので,そこを−ドライバーか何かでちょっと奥の方にスライドさせると外れます。3か所外れたら,キーボードを静かに右に本を開くようにめくってみましょう。ケーブルがつながっているのがわかります。今回は外さなくとも十分です。
そしてキーボードの下に厚めのアルミ箔が本体につながっているのがわかると思います。
これを丁寧にはがしますと奥側に2個ねじ止めしているのがわかりますのでねじをとっておきます。
次にキーボードをなんとなく戻して(はめる必要はない。またねじ止めするんだから。)本体ごと裏返しますと……。
HDDは既にコネクタでつながっているだけです。そうしたら奥側にスライドするように外して取り替えればOK。あとは逆にするだけです。キーボード側にしてねじ止めしキーボードをはめこんだら,裏蓋をはめてねじ止めして物理的作業は完了。
ソフトウェア的作業ですが,おそらく新品を使うでしょうから,フォーマットとかいろいろしなきゃいけないはずです。ところがWindowsXpだと昔みたいなコマンドラインからの入力はしなくてもいいのです。
スタート→設定→コントロールパネル→管理ツール→コンピューターの管理を出し,
(クラシカルな設定にしていることがまるわかりですな。この手順は。)
記憶域の中のディスクの管理を選びます。
そうするとディスク1が不明な状態になっているはずなので,そこで右クリックか何かでフォーマットが出るはずです……今再現しようとしたら出なかった。(泣)
このフォーマットはすぐ終わるので,マウスポインタをその右の「未割り当て」になっている部分に持っていき右クリックすると斜線表示に変わります。
そこでもう1回右クリックすると,新しいパーティションが選択できるようになるので,それを選びます。そうするとあとはオプションを選ぶだけでフォーマットとファイルシステムの作成を同時にやっちゃってくれるのです。
ちなみに私の選択は次の順。
・プライマリーパーティション(を作成)
・サイズは410000(MB)
・ドライブ文字としてDを割り当て
(他の機械ならNTFSフォルダに割り当てってやってみたい。UNIXのファイルシステム的に使えそう。)
・フォーマットの設定はいじらない
ちなみに400GBのフォーマットには結構時間かかります。1〜2時間?
で,終わったら「完了」を選んでいくと使えるはずです。もはや。
ところで……。
こちらも市販のSSDに変えるという手もありますが……。
バッテリーを持たすだけであれば,端的にpanasonicのLet's noteシリーズ(しかもSSDモデル)を買う方が手っ取り早いと思います。SSDとHDDを交換してから検証していませんが,U115のバッテリーの保ちも結構驚異的です。コンピューターのバッテリーのメーターで4%使用するのに20分。単純計算すると8時間もっちゃうでしょ?それが御不満でSSDに変えるというのであれば……。
でも,遊ぶって観点なら,CドライブのSSDはそのままにして,こっちもSSDに変えるとか,CドライブはSLC SSDなのであえてMLC SSDにしてみるとか,いっそCドライブのSSDを外すとか,遊びの種は尽きません。